剥製・昆虫標本・金属・布・紙など適合湿度と低酸素で永久保存
新たな機能を備えた 保存システム開発
今回開発した新システムは、無電源で維持管理費の低コスト目指し開発を目指して参りました。
幾多の苦難を乗り越え 貴重な学術資料などをよどんだガス内での保存を危惧し、少しでもお役にたつならと思っております。
利点
〇環境に優しいボンベ式とバッファ式
〇従来のガス使用量の半分以下(現在年間300L⇒500L実験中)
〇災害・電気事情の悪い地域でも安心保存
〇他の物質と反応しない特徴を持つ、従来高価で足踏みしたアルゴンガスも使える〇激変する大気圧に備え調圧機能を持ち、ネジ・パッチン錠等不要の高密閉ケース
現在最終データー測定中
空気交換率0%の世界初の窒素ガス保存展示ケース
2006年から1%以下の低酸素で連続稼働中
・・稼働時間 午前8時~午後8時 迄・・
ご注意:この窒素ガス保存システムは、エアータイト型には設置出来ません。
ご挨拶
残しましょう文化遺産と美しい日本の自然。
私達は、遠い遠い昔から、豊かな自然の恵みを頂き、生かされて来た事をいつの間にか忘れてしまい、気が付けば、子供達も泳げない川や、生き物も棲めない環境を余りにも多く残してしまいました。
遠い昔の人々が残してくれた豊かな自然の復活を願い、そして現代の様な工作機器も無い時代に、先人達が残した多岐にわたる素晴らしい技や美しい工芸品、学術的価値ある資料など、次の時代へ残してあげたいものです。
私は長年、自然の保護と人と地球に優しい技で、貴重な遺物や、現代の技や芸術品を残していきたい気持ちで、保存の開発を進めて参りました。この小さな思いが保存にご苦労なされていらっしゃる皆様の,お手伝いが少しでも出来たら有難い事です。
(株)MUSIサイエンス 代表取締役 吉川辰美
都市有害生物管理学会で、システムの内容に付いて講演
杉山真紀子(学術博士/文化財保存)様に謝意
エジプトのツタンカーメン遺物保存に、日本の技術で行われている事実を初めて知り、その研究会で窒素ガス保存システムに付いてお話させて頂き、研究者の皆様の熱意に圧倒されました。又講演されたエジプト研究者の川合望先生を中心に各専門分野の研究者の皆様が参加されており、真剣な意見交換を最後部席で拝見していて、世界の貴重な文化遺産を子々孫々迄残して上げたい思いが益々強くなりました。この勉強会へお誘い頂いたプロジェクトの各研究者の皆様と、ご指導頂いた石井美恵先生へ厚く御礼申し上げます。
ドイツ箱や、小物保存用の小型密閉ケースの特注承ります。
世界で初めて窒素ガス発生装置で文化財等の保存をされた方で、ご一緒に保存技術の開発を長年しています。
学会アドレスhttp://www.upm-urbanpest.com/
ものづくりのディレクターも務められた、俳優の井浦新さんが神庭先生と来られ、興味深そうに覗かれていました。
改良改善でシステムが半分になりました。神庭先生に感謝
太陽の国宮崎から、世界へ発信する計画へ、宮崎でオリーワンを目指す会社が参加